「彼氏? 司法書士してる」

2019年4月2日

「彼氏? 司法書士してる」

「うちの旦那? 司法書士してる」

「息子は東京で司法書士してるんですよ」 という会話になったとして、

 

・・・・・・・・・・・

 

・・・・・・・・・・・

 

「そうなんですね・・・」 とぼんやりとした相づちがある。

 

 

このぼんやりとした相づちの意味するものは、司法書士って何?である。

 

本日は、午後から金沢市内の公民館で、出張講座の講師業。

 

タイトルは、「成年後見について」

 

石川県司法書士会から派遣。

 

僕がセミナーの講師をする場合、それが司法書士会から派遣されたものであろうとなかろうと、前半で力を入れてしゃべるのは、

 

「司法書士って何してるの?」ということ。

 

それが「成年後見」であろうと、「相続」であろうと、何で司法書士が「成年後見」を話すの?「相続」を話すの?ってところから知ってもらいたいから。

 

何より、

 

司法書士が何を売っているのか?どんなサービスを提供しているのか?知ってもらわないと、あの事務所に行ってみようって気にならないでしょう。

 

僕の口がほぼ憶えている。大体こうだ。

 

司法書士の書士とは字を見れば何となく分かると思うんですが書類を作る人です。行政書士とどこが違うの?と区別がつかない方も多いと思うのですが、違いはまさに「司法」か「行政」か。司法って言ったら「裁判所」のことを言いますね。つまり、司法書士って言ったら、裁判所に提出する書類を作る人をいいます。でも、知ってる人は司法書士って「登記」する人じゃないの?って思うと思うんですよね。じゃあ、登記って裁判所でするの?というと違いますよね、法務局という役所でします。登記は不動産の大切な権利関係に関わることなので、かつて裁判所の管轄だったんですね。したがって、今でも登記に関してはほぼ独占的に司法書士がさせてもらっています。つまり、司法書士とは、裁判所と法務局に提出する書類を作る人をいうんですね。

 

でも、裁判所と言えば、やっぱり裁判を思い浮かべると思うんですよ。裁判と言えば、弁護士さんじゃないの?と思われると思うんですが、実は・・・・・

 

って簡易裁判所での代理人の話をしたり、故に法律相談にものるし、後見なら家庭裁判所への申請の話をしたり、ってつづく。

 

 

 

そして、「成年後見」は、司法書士としては実にしゃべりやすいテーマです。

 

何故なら、専門職として成年後見人になっている数は司法書士が1番だし、

 

申立は家庭「裁判所に提出する」ものだし、

 

何より、司法書士ほど、ほぼ毎日、依頼者の判断能力を気にしている士業は他にないから。司法書士が不動産売買の決済で立会をさせてもらうのは、売主の意思、つまり判断能力を確認するためである。それが売主ひいては買主の権利保護になるから。

 

判断能力を欠く、低下した人の財産・権利を保護するのが成年後見人の仕事だから。

 

話の筋が通るんですよね。

 

という訳で、本日も気持ちよくしゃべってきました。

 

※記事に関連したサービス内容

成年後見人申立

 

~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ成年後見ブログ~

成年後見人は親族の方がいいの?

2019年3月20日

最高裁が、成年後見人には親族がいいというような方向性を示したというような記事が昨日の朝刊に載っていた。

 

司法書士の仕事は、ときに最高裁の判断に左右される。

 

かつての過払いバブル、その終焉も最高裁の判断の影響が大きい。

 

 

では、今回の判断が、何か司法書士の後見業務に影響があるのか?と考えてみても、そんなに影響がないように思う。

 

感覚的に、事務所に成年後見の相談に来られる方は、親族のうちどなたか(多くは自分)が後見人になる形で、申請書を作成して欲しい。

 

若しくは、親族のうちに適当な人がいないので、第三者(司法書士や弁護士)に後見人になって欲しい。

 

その第三者にうちの事務所がなって欲しいということもあれば、そこまでではなくて裁判所備付の名簿記載の司法書士で構わない場合もある。

 

つまり、親族のうち一人を後見人に、と頼まれれば、その形で準備してきた。これまでも。

 

確かに、裁判所から、候補者はあくまで候補者なので、親族のその方が後見人に選任されるとは限らない旨伝えておいてね、と言われるので、そのまま伝えてきた。

 

そこには、被後見人の財産の多寡が影響してきて、これまでだと、そのご家族の希望に添えないかな?と思いながら申請してみるという側面もなくはなかった。

 

そう言った意味で、家族が望むなら、その方向で進められる可能性が増えて良かったと思えなくはない。

 

と言うより、圧倒的に足りていないのである。

 

この被後見人にはどんな人がいいんだろう?っていう選択肢が増えることはいいことだと思う。

 

そう言えば、再来週、成年後見のセミナー講師頼まれてたんだった。

 

 

※記事に関連したサービス内容

成年後見申立

 

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