家族信託と司法書士

2018年12月19日

一昨日、弁護士先生を通じてご紹介頂いた税理士先生から、家族信託のご紹介。

 

昨日、敏腕司法書士くんが税理士先生から聴き取りした内容を基にスキーム案を作成。

 

私とパートナー司法書士にプレゼンしてもらう。

 

疑問点を出し合い、相談者さんから聴き取りすべき点を確認。そもそも家族信託を使わなければならないのか?を含め、相談者さんの心配している点を大事にしようということでミーティングは終了。

 

本日、私が、ご自宅を訪問して初面談。

 

依頼者さんの心配を確認すると、なるほど、シンプルな遺言では対応できないこと、家族信託のスキームを使うのがベストであると判断。

 

ご自身が亡くなった後の、自宅の相続、配偶者・子どもの居住権の保護が主眼。

 

受益者が転々と移り、受託者は最終的な受益者とするスキームである。

 

スピード感も求められる案件であることを実感。

 

面談する役回りになることが多い私は、事務所に帰り、面談内容を事務所内で共有。

 

依頼者さんの人となり、事情、気持ち、家族の心配等々を共有。

 

これがミスの許されない案件であること、スピードも重要であることを皆が理解する。それによって取り組み方も変わってくるから。

 

このスキームを私たちの前に、相談者さんに提案された税理士先生の勉強量に尊敬。

 

私たちに任せてくれたことに感謝。

 

相談者さん家族の思いに、その責任の重さ感じる。

 

私たち司法書士は、ときに、家族のとても大切な時間に遭遇する。

 

 

 

~石川県金沢市の司法書士が繋ぐ民事信託ブログ~

公正証書遺言と雪吊り

2018年11月27日

本日、午前は会社設立の定款認証と絡めて、公正証書遺言の証人立会。

 

案は、勿論、うちが作成。

 

朝一、依頼者さん宅へ。車に乗ってもらって、公証人役場へ。

 

既に何度も打ち合わせをしているので、立会は問題なく終了。

 

遺言執行者は2次的に当法人。

 

公証人が依頼者さんに「先生のところは法人にしているから安心ですよ。」

 

何年後であっても、存続している可能性が高く、遺言執行してくれるという意味。

 

(いいこと言う、公証人)

 

依頼者さん「はい、私、とても信頼しています。何度も何度も足を運んで下さって」と。

 

こちらも、お褒めの言葉。

 

ちょっと鼻高々。

 

再び、車へ。ご自宅へ。

 

「先生、うちの庭、ずっと一人の職人さんに手入れしてもらってたんです。今年もお願いしようと思ったんやけど、連絡がつかなくて。待ってたけど、冬も近くなるし。近所の人に話したら、シルバーってあるって聴いて。弟に話したら、そんな木伐ってしまったらいいって。でも木も生き物やからそんなんしたくない」

 

褒めてくれた依頼者さん。

 

優しい(風)(っぽい)とこ見せないと。

 

「じゃあ、シルバーさんのことに聴いてくるね」とご自宅を後にする。

 

希望は剪定と雪吊り。さすが、金沢。

 

聴くと、雪吊りは大丈夫だけど、剪定は来春まで予約いっぱいだって。お庭を大切にしてる人多いんですね。

 

 

※記事に関連したサービス内容

株式会社設立

公正証書遺言作成支援

 

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