うちの相続登記の報酬規程は?

2017年2月9日

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「私、いい先生知っとるよー」と、どなたか分からない方からのご紹介でお付き合いが始まった会社の社長さんが、3時に来てくれないか?というご要望。

 

3時には先約があったのですが、予め時間の変更をお願いするかもしれない旨伝えてあったので、4時に変更してもらい、急遽そちらへ。

 

税理士先生とご相談の上、会社を解散することにしたということで、その登記のお手伝いをすることに。

 

社会保険が負担なようだ。

 

ちょっと寂しい。

 

まあ、法人から個人経営に戻すだけですので、社長さんも奥様もこれからも元気に働いていかれます。

 

「この歳になると、そんなに忙しくなくていいのに」と笑っていた。

 

 

続いて、4時に変更して頂いたお宅へ。

 

こちらは、相続登記の依頼者さん。

 

戸籍を調査し相続人を確定させ、相続不動産を調査して、遺産分割協議書を作成し、本日持参。

 

戸籍の収集の困難さや、不動産をどう分けるか?で色々心配されていましたが、思いの外シンプルに解決。

 

持参した見積もりを見て、

 

「こんなに安くていいの?」

 

・・・・・・・・ (しまった!?)

 

「えっ? もう少し頂いていいですか(笑)?」

 

「いえいえ、もっと高いと思っていました」

 

うちの相続登記の報酬規程は、たぶん決して安くありません。

 

おそらく、”ザ・相場”。

 

膨大な戸籍を集め、それらとにらめっこして、壮大な家系図(相続関係説明図)を作っているパートナー司法書士を見ていると、もう少し報酬をとってもいいかな?とも思いますが。

 

とは言え、このサービスなら、この報酬は安いよって思ってもらえるくらいが気持ちいいですね。

 

また、誰かに「私、いい先生知っとるよー」と言ってもらいたいですから。

 

その後、ご自宅の夫婦間の生前贈与、遺言作成についてのご相談を受けてお宅をあとに。

 

 

※記事に関連したサービス内容

相続登記

 

 

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M&Aのタイミングを逃さないための準備

2017年2月8日

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本日午後から、ちょっと遠方の会社さんで、事業譲渡の立会。

 

全株主と譲り受ける会社さんとの間の株式譲渡契約。

 

当事務所は、その際に、役員を一新する登記と業務内容の変化に伴う目的変更登記を担う。

 

譲渡す側からすると、やはりどこか寂しさを伴うものだな、という感想。

 

ただ、全株式を譲渡すことができるというのもある意味幸運である。

 

 

当事務所が別件で係っている会社さんは、近い将来やはりM&Aを考えているにもかかわらず、わずかだけど株式を持っている株主さんが意外と多く、しかも株券まで発行している。

 

今回のように、同日、全株主から譲受人に譲渡することは不可能である。

 

中には、株券を紛失しているという方もいる。

 

M&Aというと、かつてのハゲタカを思い浮かべる方もいるかもしれませんが、経営者さんがその事業からリタイアし、従業員さん等それに係る人の今後を護れるチャンスでもある。

 

いい相手が現れた際、素早く、行動に移せる準備が必要になってきます。

 

譲受人が安心して経営をしていくためには、全株式を取得したいでしょうから、株式が分散している状態というのは、決して望ましいことではありません。

 

よほど魅力的な事業でしたら、譲受が可能な状態になるまで、相手企業も待っていてくれるかもしれません。

 

そうでないなら、別の会社さんと話を始めてしまうかもしれませんよ。

 

自社で株式を買い取ることができるようになっているのか?等含め一度定款を見直してみてはいかがでしょうか?

 

株主の状態を把握してみてはいかがでしょうか?

 

意外と簡単にチャンスは離れていくかもしれませんよ。

 

従業員の今後を護るのは社長さんの努めです。

 

 

※記事に関連したサービス内容

事業承継(M&A)

 

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